「吉見百穴」というものを知っていますか?
埼玉県比企郡吉見町に古墳時代後期の横穴墓群の遺跡としてあるものです。
名前の由来通り、岩山の斜面には沢山の穴が219個も空いていて、とっても不思議な遺跡です。
これだけ多くの穴が空いている遺跡ですが、その穴の下の方にはヒカリゴケと呼ばれる緑色に
光を放つコケが生えていてとても貴重とされています。
このヒカリゴケは天然記念物に指定されています。
この岩山は、太平洋戦争中に軍需工場を地下に建設使用としてトンネルが3本掘られた後もあるという
遺跡としてはとても珍しいもののようです。
吉見百穴には、もうひとつ説があります。
遺跡を発掘していたところ、住居としての設備が発見されたのです。しかし、日本人が住居として
住むにはとても小さすぎた為、当時はコロポックルの住居だったという説と、その後古墳時代に古墳として
再利用されていたという2つの説がありました。
現在では、コロポックルは存在しないとなっているために、始めから古墳として作られたという説に
収まっているようですが、その当時は専門家でさえ、コロポックルが住んでいたのではというほど
不思議な空間だったようです。
ヒカリゴケの何とも言えない風景や不思議な穴のある遺跡を目の当たりにして「本当に小人がいて、
小人の住居跡なのかもしれない」そんな気分にさせられてしまうのも良いですね。
吉見百穴は、特徴のあるコケの外観からも、コケの撮影地とされる事もたくさんあるようです。
「吉見百穴」へは、東松山駅から川越観光バス「東末02系統:鴻巣免許センター」ゆきにのってバスで5分。
車で訪れる場合は、関越自動車道 東松山ICから鴻巣免許センター方向へ約15分ほど走ると到着するようです。